イヤなこと、苦しいことは続かない。自分を苦しめないための「練習」

イヤなこと、苦しいことは続かない。自分を苦しめないための「練習」

IMG_8770

我慢とか、苦労とか、好きですか?
私は嫌いです。というか…残念ながら(?)、全然できません。

 
 

ヨガの練習は、特に「すごい」ことじゃない

忙しめな業界で働きながら、
ほとんど毎朝、早起きをして2時間ヨガの練習をしているというと、
「すごいね!」と言われますが、たぶん、想像されるような「すごいこと」ではないと思っています。


○体力あるんだね!

→いえ。とにかく運動が苦手…。すぐ疲れます。激務もダメで、忙しい会社にいたときは、毎朝倒れるんじゃないかと思いながら通勤してました。(連日タクシーか終電だったけど、週1日は休めてたから、大したことなかったはずだけど…)

○早起き得意なんだね!
→そんなことはないです。夜型なうえに、自律神経が弱いらしく、20代半ばくらいまでは、土日は夕方まで寝てました。

○根性あるんだね!
→ないです。わりと早めに折れます。

私のやっているアシュタンガヨガは、結構びっくりするようなポーズも出てきます。
体がこんがらがっているとしか思えないようなポーズだとか、立った状態からブリッジして、起き上がるとか…

○体がもともと柔らかいんだね!
→両手を上にあげて、二の腕で耳を挟めます?
 私は2年前、これ本当にできませんでした。40肩一歩手前の20代だったのですねぇ~。

○痩せてるもんね!
→今は確かに痩せました。2年前は肥満ぎみでした。10キロ近く落として、体脂肪率も大幅に下がりました。

○運動得意なんだね!
→超苦手!逆上がりできたことないし、かけっこはいつもダントツビリでした。

仕事でもダイエットでも恋愛・人間関係でもなんでも、我慢はしたくないし、苦労もしたくない。

嫌いな人、嫌いなこととは躊躇なく連絡を絶って距離を置く。
好きな人、好きなことでも、気が向かなければ近づきません。

朝の練習のことを「すごい」と言ってくださった方や、今これを読んでくださっているあなたよりも、きっとずぼらで自分勝手で、頑張れない人です。

24時間中、17時間のんびり自由に好きなことして、
好きなものを好きなだけ食べて、
あとの7時間はぐっすり眠りたい。

ずーっと幸せな気持ちでそんな日々が送れるのならば、今すぐにでもそうしたい。

だけど…

今の私のベストは、居心地の良い会社で、得意分野を活かせるやりがいのある仕事をして、それでもちゃんと切り上げて家族との時間と睡眠時間を確保する。
そして毎朝のアシュタンガヨガの練習はかなり優先度高く、続けること。

これがそろっていれば、「17時間のんびりして、あとの7時間は熟睡」と、あまり変わらない幸福度を維持できると感じているので、そうしてます。

 

モモ先生の座学講座@IYC表参道

先日、IYC荻窪で朝マイソールを担当されている、モモ先生の座学講習@IYC表参道に参加しました。

アシュタンガヨガはアクロバティックな部分が目につきやすいので、やったことのない方にはすごく身体を使うヨガだと思われがちですが、
実は「動く瞑想」ともいわれていて、マインドの部分もかなり重要です。

それに、日常生活も含めて避けた方がいいこと・やった方がいいこともあります。
ヤマ・ニヤマといって、仏教の五戒なんかをイメージすると分かりやすいかも。

座学講習では、そういうことや、食事のこと、痛みとの付き合い方などのお話しもあったのですが、特に印象に残ったのは「苦行(タパス)」のお話し。

苦行というと、どうしても「苦しいこと」をイメージしてしまします(滝に打たれるとか…)
でも、ヨガでの苦行(タパス)は、「苦しむこと」ではなく、苦しむのが目的ではありません。

その方が苦しみが減るから、「これはしない方がいいよ」= ヤマ、「これはした方がいいよ」=二ヤマがあるのだといいます。

また、タパスはもともとは「熱」を意味するもので、怠惰な心を燃やす熱だったり、熱意を持って練習する、の熱だったりします。
先生は、「毎朝、同じポーズを繰り返し練習すること。これもタパスに当たります」とお話しされていました。
アシュタンガヨガではポーズの順番が決まっていて、レベルに応じてどのポーズまでやるかを師に指導してもらって、そこまで練習します。次のポーズが与えられたら、今度はそこまで練習します。

これを毎朝繰り返すことは、いつも刺激と変化を求める「心」にはつらいこと。ですが、より楽に自由になるために、浄化してくれる熱です。

この日のお話を聞いて、練習への取り組み方が、少し変わり始めています。より、熱を持って。

幸せを感じるための、無理のない「努力」は、ちょっと好きです。

ヨーガするカテゴリの最新記事