Apr 12, 2016

考え方の軸を整える


「感情」や「感覚」というものを信頼していたいと思っているのですが、
そういう考え方はなかなか人に伝えるのが難しいものです。

会社勤めをしているので、特に「感情を交えずにいかに論理だけで話すか」というものが求められます。
しかし、どうやっても人間なので、誰しもそこに感情が絡んでは来るので、なんだか変な感じになります。

ヨガを本格的に始めだした時、
「ヨガをやっていくと、みんな”仕事”しなくなってくるよ。」というのを、とある先生から冗談めかして聞いたことがあり、
当時仕事にやる気MAXな私は、「自分だけはそんなはずはない!」と息巻いていたのですが、
なんとなく、その辺の真意が垣間見えてきました。

特に、新卒採用で大きめの会社に入って、途切れることなく”正社員”をやっていると、
「こうあるべき!」「こうでなければならない!」という、「社会のルール」をいやというほど植え付けられます。

新卒採用に始まり、入社前後の怒涛の研修、日々の業務、人事評価面談などを通じて、「立派な社会人」の鎧をかぶっていくような感じです。

 

しかし…

ヨガが深まってくると、「こうあるべき!」「~ねばならない!」という、後からつけたものがボロボロ崩れていき、気づけば、自分のコアの部分が丸見えの状態になってきてしまう…

のかもしれません。

「仕事を頑張るためのヨガ」をするのだ!!
と張り切っていた2年前の私ですが、最近では、「仕事」というのは必ずしも「立派なサラリーマンであること」とイコールではない、と感覚として分かってきました。

さて。どうしたものでしょうかねぇ。

自分にとっての幸せってなんでしょう。自分が世の中に対して出来ることってなんでしょう、ということと、
現代社会で、家賃の高い都会で、どう生きていくのかということ、このバランスを、うまく探っていきたいものです。

そんなことを考えながら、最近こんな本を読みました。

▼「普通がいい」という病 泉谷閑示

精神科医であり、かつ芸術についても深く学ばれて、芸術療法にもたずさわっていらっしゃる方の著書です。文学部出身者にお馴染みの古典から、個人的に好きな横尾忠則さんの本など、本当にひろーい書籍、そして症例を交えながら、感覚的に分かりやすく、人の心について解説しています。
特に響いたのは、「こころ」と「身体」は密接につながっていて、理性の「頭」は心にくっついているものの、そのつなぎ目は閉じたり開いたりするというところ。頭、理性を過信しがちですが、その考え方こそ、苦しみのもと、なのかもしれません。そして、「身体」は「自然」とつながっているといいます。宗教における「神」と、ここでいう「自然」は、実は同じものを指しているといえるのでは、ということでした。

そして「感情」というものは、差別してなくそうとしても、なくすことができません。では、この「感情」とどう付き合っていったらいいのか。そういうアドバイスも書いてあります。今後、あらゆる局面で読み返したくなるような本でした。

▼「思いこみ」という毒が出る本 不安や怒りが消える処方箋 蓮村誠

タイトルはちょっとものものしいですが、要はアーユルヴェーダの哲学面を、ビジネス書風に解説してある本です。こちらも、アーユルヴェーダの哲学で言う「理知」という、判断を下す部分が、ある条件で判断を誤ることがあり、それが私たちの心身の苦しみ、病に繋がる、ということが解説されています。中国の漢方もそうですが、東洋医学では体の状態も、精神状態も、すべてを同じ1つの流れで扱います。おもしろい。

▼人を動かす Dカーネギー

これは、旦那さんが7回は読んだ、という古典(?)です。感情豊かな人間相手に社会生活を営む上で、どうやっていくか。その辺りが、膨大な事例と共に紹介されています。シンプルで強いメッセージでありながら、とにかく事例の数が多く、これはたしかに何回でも読みたくなりそうです。

ヨギーっぽい(?)フルムーンビール片手に読書しました。

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