Feb 19, 2011

KAI-YOU presents 「グレイトフル・ポップ vol.2」@青山・月見ル君思フ


界遊という雑誌のリリースイベントに行ってきました!

たった一度きりのかけがえのない”祭り(一回性)”となるのか、複製され(かつ更新され)る”過去の刷新(再現性)”となるのか?その目でとくとご確認いただきたい。

ということで、面白いバンドのライブと、面白いトークイベントがありました。一人で行ったので、(いつものことだけど)転換の間ヒマなんでせっかくだし、と何人かに話しかけてみました。みんな共通しているのは、「わたし、このイベントのことよく分からないんですけど、どういうイベントなんですか?ってゆうか、あなたは何を見に来たんですか?」っていう感じ。好きなバンドが出演するから来たものの、なんか普通のライブイベントじゃない気がするけど、何なんだろう…?っていう、そこはかとないアウェー感をビシビシ感じているような口ぶりでした。

そんな事言ったら私なんて超アウェーです。出演バンドはほぼYouTubeで、「そういや見たことある」ってくらいだし、界遊を買って読んだことがあるわけでもない。ただ、トークショーに出る入江悠監督は、サイタマノラッパー1、2のトークで見たし、うちの隣の下高井戸シネマでトークやったこともあるし、勝手な親近感があるので、とりあえず、それを見にきたってことにしました。

出演したバンドは、
快速東京0.8秒と衝撃箱庭の室内楽昆虫キッズでした。仕事終わって駆けつけた時には、0.8秒と衝撃が最後の曲。快速東京を楽しみにしていたのですが、まさかの頭からの登場だったので、見られませんでした…。

0.8秒と衝撃は相当面白いし曲好きなんで、次はぜひちゃんと頭からみたいです。会場に行ったらいきなりステージをぐちゃぐちゃにしている、という状況だったので、置いてけぼり感のうちに終わっちゃいました。ちゃんと酔っ払って最初から聞いてたかった…!

トークショー挟んで箱庭の室内楽。今回のバンドの中で、唯一全く知らないバンドだったのですが、結構面白かった!最初の2曲が、何分の何拍子かよく分からないリズム。激しい曲なのに、リズムが難しすぎてお客さん全く踊れない…!バンドだけが踊り狂っている…。「スコア売ってるんで見ながら聞いてみたら面白いと思います」って言ってて、そうだろうな、って感じでした。どこのリズムがどうなってこう成り立ってるのかよく分からないうちに終わっちゃうっていう。しかしクラシック好きな私は結構ハマりました。

最後の昆虫キッズは、ベースが可愛い、ってことしか知らなかったんですが、やっぱりベースが可愛かった…!ちみっこくって目がおっきくってお人形みたいな女の子が、でっかいベースを弾きまくるっていう…。もう犯罪です。可愛すぎる…。曲は、友情出演?の打楽器の方がすごく良かった!ギターのメロディーをサックスでかぶせたり。あと、ドラムがシンバル系メインの時にボンゴをポコポコたたきはじめて、その瞬間に調和がとれるって時があって、すごく良かった。

以上のようなバンドの演奏の演奏に挟まる感じで、トークショーがありました。トークショーに出ていたのは以下の方々

入江悠(映画監督):自主制作映画がジワジワ人気になって最後にはバルト9でもかかってしまった、というその広がり方で話題をよんだ「サイタマノラッパー」シリーズの監督。

坂口恭平(建築家):ホームレスにこそ「ホーム」がある。消費社会の周縁で暮らす人々の生活を独自の視点で観察し、彼等の中に「家」を見つけ、本にしている。パッケージ販売されていない、本当の「家」について考えている。本も出してるよう。

佐藤雄一(詩人・「Bottle/Exercise/Cypher」主宰):サイファーという、ストリート詩朗読イベントを主催しているよう。

tomad(DJ・「Maltine Records」主宰):1989年生まれ、曲をつくっている。曲を配信する場としてMaltine Recordsを立ち上げ、そのサイトから曲を無料ダウンロードできる。

まず、各氏がどういう考えで、どういう活動をしているのか把握しなきゃいけなかったし、内容もとっても盛りだくさんでとても書ききれない。トークの中で、「詩は紙に書くもんじゃない、覚えるもんだ」というのが出てきた。紙に書かなきゃ覚えられないものなんてたいしたことなくて、本当に大事なことは覚えるはずだ、という。私もそれを真に受けてしまったので、特に気になったフレーズだけここに書いておく。でも、トークショーで気づいた本当に大事なことなんかは、今後自分がモノを考える中でジワジワ滲み出てくるものだと思うので、あんまり詳しくは書かないよ。

・生活の中でみえている幅は限られている。本当はもっと振り幅が大きい。消費社会の中だけではなく、選択肢は無限(坂口)

・東京のゴミは優等生過ぎる。地方の柔軟性に可能性を感じる。(坂口、入江)※サイタマノラッパーでのIKKUたちが使っていた倉庫の話から発展。違う目的で使ってた金属の容器を、上海万博に向けて金属が高騰したから売った、という話から発展

・生物が海から飛び出した瞬間があった。飛び出してみたら、どうにかなったんだ。(坂口)

・新宿はパラレルワールド(坂口)※ホームレスの視点からみると、見慣れた新宿が全然違う世界に見える。これはホームレスに密着していた他の人にも聞いたことがある。普段観ていた世界が唯一の世界ではぜんぜんなくて、ただひとつの側面でしかなくて、ホントはもっといろんな世界が同じ空間に存在している、と実感するらしい。

・すぐに金をもらおうとしないで、こうしたいんだ!っていうのを、とにかく続けていったら、思いも寄らないことになるんだ!(坂口、tomadoさんを食わせる、という文脈で)

芥川賞みんな爆発して死ね(佐藤、芥川賞パーティー帰りだったため)

・記憶に刻むものがリリック。紙に書かなきゃ覚えられないのはワックだ(佐藤、坂口)

・詩とか、芸術とか表現とかって、なんでもありにしちゃいけなくて、「ここの範囲」ってそれぞれが絞っている。その、どこで絞っているかが大切(坂口)※俳人のホームレスの家に広辞苑がある、という話から

うん。盛りだくさんで面白かった。金儲けにつ

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