ヘンリー・ダーガー展@ラフォーレミュージアム原宿

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戦闘少女ヴィヴィアンガールズの物語と
作者ヘンリー・ダーガーの人生を追った展示を見てきました。

明日までラフォーレミュージアムで開催中です。

542-B-H

サリー・フィルダー、デイジー、へティ、ヴァイオレット、アンジェリニア・アーロンバーグ、ジョイス、ジェニー、アンジェリン、キャサリンマージョリー・マスターズ
Collection of Kiyoko Lerner (C)Kiyoko Lerner,2011

家族もいない、友人もいない。
近所の人にも心を開かず、天涯孤独だったヘンリー・ダーガーは、
夜な夜な、自宅で壮大な物語を書き続けていました。

彼の死後に部屋を片付けたアパートの大家さんが発見したその作品は、
テキストは15,000ページ以上、挿絵は300点にもなるものでした。
アーティストでもあった大家さんはその価値に気づき、ヘンリー・ダーガーはアーティストとして世に知られることとなりました。

19歳から死の直前まで約60年間にも渡り、誰にも知られることなく書き続けた物語は、
独自の手法で描かれた挿絵とともに、世界中の美術館で展示されています。

誰に見せることもなく、作り続けること。教会と、掃除夫なんかの仕事に出る以外は、部屋にこもって物語をつくり続ける人生。
人はそうやって生きることも出来るのですか…。

承認されたい、評価されたい、といったことではないものを原動力にして、
創作をすることができるのですか…。

展示されている作品はごく一部だとは思いますが、
それでもかなりの量がありました。
膨大な作品を一つ一つ見ていくと、胸がいっぱいになってきます。
彼の作品は、誰にも入り込むことを許さない、
祈りのようなものかもしれません。

ヘンリー・ダーガーという人が存在したんだ、という
その事実を目の当たりにする、そのためだけにでも、
ぜひ行ってみるといいと思います。

映画にもなっているようで、近々見てみようと思います。
 

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