Jan 11, 2012

負荷をかけること


つぶやきと、詩の違いについて。

あるものが作品と呼べるかそうでないかは、負荷のかけ方によると思う。

つぶやくみたいにするすると書けるセンテンスは、詩には成り得ない。

鼻歌がそのままでは曲にならないみたいに、練り直し、搾り出す工程が必要になる。

ひとりノートと向き合っても、どうしてもことばにならないから、ブログのサブドメインをつくってそこに散文を書くことにしました。誰かの目に触れる可能性がある、ということがほんの少しの負荷になるから、そこから少しずつ始めようと思って。自転車のギアでいうと、6段変速の1にもならないくらいだけど、垂れ流していたことばとは、ちょっとだけちがう。1回の投稿が、twitter3回分に値する。

全くの負荷がない状態のことばは、ただのつぶやきでしかない。そこに負荷をかけたときの反発力、負荷の調節の仕方、そうしたあれこれが作家性だと思う。どれくらい負荷をかけるのか、どうやって跳ね返すのか、そこの技があって初めてことばが作品になる。

こんな当たり前のことも、ついさっき思い出すまでずっと忘れてた。健忘症みたい。

もっと負荷をかけていって、深めていって、そういうこともそろそろしなければ。

嘘のことばはいくらでも湧いてくるけれど、本当のことばは、どうやっても形にできない。

軽々しくことばを吐くことはなるべくしないで、誠実でありたいなと思う。

ちょっと苦しいかもしれないけど、ちょっとずつ自分の強度と相談して負荷をかけていきたい。

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