いやー今日はつかれた。充実してた。
土曜日はいつも昼まで寝てるけど、朝予定が入ると有意義に使えますね!
ということで、学生の時から毎年行っている、文化庁メディア芸術祭に行って来ました。
文化庁メディア芸術祭とは
メディアアート、漫画、アニメーション、ゲームなどの作品のうち、文化庁の賞をとったものを毎年年度末のこの時期に展示しています。学生の頃、恵比寿の写真美術館でやっていたころは、拡張現実とかインタラクティブアートみたいなものが多かった印象ですが、最近では映像などの既存メディアでの作品が多くなってきたような印象が。メディアのあり方を問う、というところから、既存メディアの中の作品に賞を与える、という風に方向転換したのかしら。時代の変化?
無料で見られるので、会期中にお時間があるときにフラッと行ってみるといいと思います。
【開催期間】
2012年2月22日(水)〜3月4日(日) 10:00-18:00 ※金曜のみ20:00まで
【リンク】
【会場】
メイン会場:新国立美術館
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気になった作品いくつか
漫画部門で大賞をとっていた『土星マンション』はまだよんでないので読みたいな。
アート部門大賞の『Que voz feio(醜い声)』がよかった。別々の場所にいる双子を同時に映しているんだけど、ちょっとずつ違う鼻歌を歌いながらそれぞれ植物に水をやったり、ちょっとずつ違うけどすごく似ている棚が移されたり。声にまつわるある思い出を二人が語るんだけど、二人のうちどちらが経験したことなのか、それとも経験していない物語なのか、二人の話の食い違いはどういうことなのか…揺らされます。
アニメ部門は、新人賞の作品がとてもよかった。植草航『やさしいマーチ』は、可愛らしさとゆるさ、残酷さと動きの感じが現代らしくて気持ち良い。石田祐康『rain town』は色合いや作画が綺麗なのと、音、少女の走り方の可愛らしさがバランスよく素敵だった。
▽植草航さんの作品はこんな感じ。
▽石田祐康さんの受賞作はYouTubeにありました。
↓あと、これもかわいい…ふふ
しかしあれですね。新人賞が年下、というのが衝撃でしたね。
同じ会場で美大生の卒制展もやっていたので少し覗いたのですが、モノを作れる人は本当に、心から尊敬します。
自分よりも若い人達が、ちゃんと技術をみにつけて何かを形にしてるってのは、もうこれ大変なことですね。
応援します。