フルートはじめました

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10歳の時、家族で何気なく立ち寄った楽器店でその姿を見て運命を感じた楽器。それがフルートでした。

どうしても気に入ってしまってフルートの絵ばっかり描いていたら、ある日母親が「フルート、やってみる?」と声をかけてくれました。それから7年間、18歳までとにかく夢中でフルートを続けてきました。

小学生のときは同い年の女の子とペアレッスンで、キラキラ星変奏曲なんかをやって、中学からはソロのレッスンと吹奏楽部。部活も含めると、夏休みや土日だと一日15時間くらいは吹いてたんじゃないかと思う。

小学校からフルートをやっていたとは言っても中学の吹奏楽部は上下関係が激しい。だから、夏休みは午前中は頭部管(楽器の頭の部分)だけでひたすらロングトーンタンギングの練習。午後にはやっとキーの部分もつけて完全体のフルートを吹くことがゆるされて、夕方までまたロングトーンタンギング、音階の練習。19時とかに家に帰ってからようやくレッスン用の曲の練習ができる、という感じでした。今思うとハードだな!

フルートと出会ったころに母親に貸してもらったCDに入っていた、ドップラーの『ハンガリー田園幻想曲』に憧れ続けて練習を重ね、7年後の18歳のときに発表会で演奏して、いったん私のフルート人生はおわりました。

▲オケ伴奏ばーじょん!もちろんわたしはピアノ伴奏バージョンでしたー。

なぜそんなに大好きだった音楽をやめたのか。

だって、音楽大学って馬鹿みたいにお金かかるんだもん!!!

高い楽器(最低でも100万くらいの)に買いかえなきゃいけないし、入りたい音大の有名な先生に師事しなきゃいけないし(月何10万とかの世界)、学費は父親の年収まるまるつぎ込まなきゃいけないくらいだし、しかも演奏家になるには海外留学は絶対必要、海外のコンクールに出まくって賞とかもとらなきゃいけない。

(あと、苦手な楽典の勉強もしなきゃならん。。)

そこまでして音楽をやらなくても、演劇や文学とか、他に好きなこともあるからな、ということで学費が安い上に自由で楽しそうな、謎の文学部に入ってしまったのでした。

しかし、つい最近のこと。

転職したてでどうにも不安定な心境のとき、何気なく部屋に転がってたフルートを吹いてみたら妙に元気になったんです。気がついたら2、3時間あっという間にすぎていて、それからというもの、週に一度は楽器に触るようにしています。

7年も演奏してなかったけど、意外と覚えているもんですね。

思い返せば、発表会の演奏の後、知らないおばさんが興奮した様子でやってきて「あなたの演奏はすばらしかったわ!引き込まれた!」と声をかけてくれたり、レッスンしてたらロビーにいたおばさんが「外に音が聞こえてきてどうしても気になって!邪魔しないから中で聞かせて!」って部屋に入り込んできたり、そんなに人の心を動かすようなことって、今までの26年間を振り返ってもあんまりない。当時はなんとも思わなかったけど、それって結構大事なことだったのかもな、ということに大人になってから気づきました。

そんな訳で、最近フルートを始めたという友人と「調布フルートの会」を結成し、月に一度、調布のカラオケボックスで練習をしています。友人はレッスンに通ってるので発表会に向けた練習があって、わたしは「めざせ、井の頭公園とかレストランとか!」ということで公園とか路上とかカフェなんかで演奏してもお邪魔にならない程度にうまいことやりたいな、とぼんやりやっております。二人でアンサンブルするの楽しいしね!

そして、今日はついに教本を買って参りました!!

今までにもジャズに手を出そうか、と思ったことはあったけど、なんだか距離を感じていて手を出せずにいました。でも、最近友人にDJやバンドマンが多くて、よくよく話を聞いてみると管楽器を演奏してる人はジャズが下地になっている人がほとんど。一気にジャズが身近になりました。

ライブに行くの大好きだけど、今まで私がやってきたのはガチガチのクラシック。「聴く」のと「演奏する」のが全くつながらなかったのですが、まずはジャズから始めていけば何となく近づけるような気がしたんです。

フロアで踊り狂うノリで演奏できたら楽しいじゃないか、という浅はかな考えですけどね!

そんな中、昨日のイベントでサックス&クラリネット奏者の渡邊さんとフルートの話をしていたら、「何か教本を買ってきて、プロの演奏をニュアンスも含めて丸ごとコピーすると勉強になるよ」というありがたいアドバイスをいただいて、平日激務の私は「日曜の今日始めるしかない!」ということで無理矢理はじめて見たわけです。

とはいっても、楽譜を買いにいくまでにフルートを吹き始めてしまって時間がなくなり、いまカラオケで一時間だけ教本の勉強をしただけで終わっちゃいました。。

まだ半分もいってない!

アドリブの勉強したいのにそこまでいってない。。

でもこの教本、ちゃんとした演奏のCDがついていて勉強になるし、私が今まで逃げ続けて向き合うことのなかった、恐怖の”コード”のこともわかりやすく解説されていたり、アレンジが「イージージャズ☆」みたいなふざけた教本とは違ってちゃんとかっこ良かったり、なかなかよい買い物でした。まずは地道にジャズの基礎を勉強してみようと思います!

次回練習するときには自分でアドリブ考えるパートにたどり着くはず!

ちなみに、その渡邊さん、ポッドキャストの配信をしているようです。

私もまだちゃんと全部聴けてないのですが、どっぷりジャズの話で面白そうなのでぜひ!

■第五トラディショナル podcast

http://kyoooswing.wordpress.com/podcast/

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