Mar 20, 2013

いい年になったけど、先は長い。


今の会社に移ってから、6月で1年になります。

近年グイグイ来ているイケイケのチャラい会社です。

グイグイ来てるついでに、社内の人事評価制度が大企業っぽい感じに変わるらしく、先日、説明資料が展開されました。

役職ごとに細かくグレードが分けられ、年俸がだいたい決まっている表を見て、こう思いました。

「あ、アメリカっぽい」

アメリカよく知らないけど、合理的に、人を働かざる追えない感じに追い込む仕組みが、たぶんfrom U.S.Aの、コンサルの人が好きそうな何かの理論に基づいているんだろうな、という感じです。

さて、先日27歳になったばかりという、なかなかいい年になった自分ですが、その表の中ではまあ、真ん中よりちょい下くらいにいて(これから決まるけれど、多分その辺)、私より上のグレードにいるであろう人たちの、想像を絶する忙しさを思い、軽めに絶望しました。

会社員だから、上を目指さなければ行けない。

しかし、上は地獄だ。

現在、基本毎日日付が変わるまで帰れず、朝は基本9時半、たまにもう少し早かったり遅かったリする、土日出勤は割と頻繁にある、という、ゆとり世代を自称する私にはきつい日々ですが、上の人はもっと大変です。

ざっくり言うと、お家に帰れない日がある。あと、休みがほぼなくなる。

かといって、下に落ちることは、あまり考えられない。

基本は年功序列だし、何か問題を起こさなければ、なかなか下がらない。

うっかり頑張る性格なので、よっぽど気をつけないと昇進してしまう。

もやもやハートでネットサーフィンをしていたところ、こんな記事を見つけました。

渋谷心療内科ゆうメンタルクリニック秘密コラム

HUNTER×HUNTER徒然草に学ぶ、『勝っちゃダメ』な理由」

http://yusb.net/col/777.html

簡単にまとめると、

「勝つ」ことにこだわり、相手を打ち負かそうとするということは、

相手を見下すことにつながり、結果、相手を侮って油断が生じ、勝てない。

そうではなく、「負けない」ように戦うと、

相手が常に自分の上を行っていると想定し、あれこれ対策を練ることになる。

これを繰り返していくと、自信の成長にもなり、結果、勝利が舞い込んで来る場合も。

これを、徒然草の第110段の、

———————————–

双六の上手といひし人に、その手立を問ひ侍りしかば、

「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。いづれの手か疾く負けぬべきと案じて、その手を使はずして、一目なりともおそく負くべき手につくべし」と言ふ。

道を知れる教、身を治め、国を保たん道も、またしかなり。

つまり敵を信頼しているということ

———————————–

という部分や、

冨樫義博作の漫画「HUNTER×HUNTER」に登場する、

勝ちにこだわるキャラクターと、勝とうとしていないキャラクターの比較で

分かりやすく、面白く解説しています。

詳しくはリンク先をご覧いただければと思うのですが、

この中で特にぐさりと来たのが、

「勝つ」ことは一瞬だけれども、

「負けない」ことは長期的な状態である

ということです。

「勝ちたい」ということは、つまり「勝ってしまって早く勝負を終わりにしたい」ということにつながります。

「勝ち組」というのがまさにそれで、勝ち=結婚?をつかみ取ってしまえば、あとは平穏で、不安の無い凪いだ日々が続くかのようなイメージある。(それは幻想でしか無いのだけど・・・)

そうではなく、「負けない」という考え方にすると、常に努力し、工夫して長期的に戦い続けることになります。

勝つ瞬間の「やった!」ということではなく、戦いの過程そのものに意味を見いだし、ゲーム自体を楽しむような姿勢になります。

終わりがくるのが待ち遠しいと、どこかで思ってしまうけれど、

そうではなく、日々の挑戦、それ自体を楽しむことが必要ということです。

「勝つ」にこだわる人は、勝ったあと

「昔、こんなに大きな仕事をした」という過去の自慢話を繰り返すようになってしまう。

そうはなりたくないので、やはり「負けない」ように、ずっと頑張り続けるしか無いようです。

先はまだまだ長い。

行き交う人をみながら、人生について考えてしまうぜ。

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