片山洋二郎先生の、ゆるめる整体の本
杉並区の図書館って、とっても便利なんです。
高円寺の駅から直結のところに出張所があり、インターネットで予約しておいた本の受け取りや、借りている本の返却ができます。前に住んでいた地域にはなかったから、ありがたく使っています。
朝は9時から、夜は8時で閉まってしまうけど、近所なのでギリギリ立ち寄れます。普段働いていると、なかなかこういう公的なサービスを受けられないのでうれしい。
そんなわけで、最近は図書館を活用して色々と読書をしています。
ヨガ関連が多いですが、最近TTで解剖学を通して人の体を見ること、自分の体を(理論的に?)感じることを学んでいるので、ヨガ以外の心身のことも気になって、整体の本にも手を出しています。
整体の本をたくさん出されている、有名な片山洋二郎先生の本です。片山洋二郎先生は、それまでの体をバキバキ言わせながら矯正するタイプの整体ではなく、体をゆるめることで、体が自分から整っていくことをサポートするような整体をされている方です。
この本では、骨盤と呼吸、そして睡眠の関係を始め、骨盤と精神面や人格の話、そして背骨の何番をゆるめるリラックス法、といったものまで盛りだくさんです。
私は骨盤が上がりやすくて頭の方にエネルギーが行きやすいんだな、とか、たまにヒューズが飛んじゃったみたいに動けなくなって会社にいけなくなるのは、体がバランスを取ろうとしているんだな、とか、色々と気づきがありました。
いくら毎日ヨガをやりこんでいるとはいっても、まだまだ実感としてわからない部分もありましたが、(いい集中のときと、無理に集中しているときの骨盤の違い、だとか・・・)わからない部分も含めて、本当にいいヒントをたくさんいただきました。
これは買って手元にも置いておきたいと思います。
こちらは、たくさんのリラックス方法が解説付きで載っている本です。ちょうどアレルギーの反応がかなり強く出ていて辟易していたので、”微妙運動”というのを試してみようかと思います。
片山洋二郎先生のリラックス法は、ベットの上でもできるような簡単なものだったり、実は普段何気なくやってしまう癖がリラックス法として解説されているくらい、身近な動きでできるものなので、取り入れやすいです。
ヨガなんかめんどくせー、でも肩が凝っちゃって・・・なんて人にもできそうですよ。
こちらは、私が片山洋二郎先生に興味を持つきっかけになった本。これは買って持っています。
はじめにこれを読んだらちょっと難しかったのですが、上の二冊を読んで、改めて読むと深まる感じです。
身体と心の関係、対人での身体の使い方についてのことなど、かなり広範囲のことについて身体を通して解説してあり、応用編、という感じ。
心理学で不安ととらえられる現象は、整体では胸の緊張であり、胸椎を緩めれば解消する。つまり身体が心をドライブしているのだ。
なんかもう、ここだけでワクワクしちゃう。
自分の身体はもちろん、人の身体や心にも働きかけることをしようとしている身なので、なおさら興味深々です。
久しぶりのブログ投稿でそわそわしている私の肩はぐっと上がっていて、これはこのまま長く書いていると肩こりになりそうです。なんてことに気づけるようになってきて、オフザマット(マットでのヨガのプラクティス以外)を身体から見てみる、というのがとっても面白い。
そうそう、本で読んだこと、実際の身体と見比べてみたいので、これから私に会う人は、じろじろ身体中観察されるでしょうね・・・笑