日記
Apr 16, 2018

「今、ここ」を味わいながら、一歩ずつ


外出できないひと月を乗り越えて、ようやく少しづつ外に出始めた頃には桜が咲いてあっという間に散り、初夏の陽気になってきた最近、生後2ヶ月を迎えてようやく1時間程度の外出ができるようになってきました。

娘は日々驚くような成長をして、首が自由に動かせるようになり、見ることを覚え、視界は日々広がり、はじめは自由に扱えなかった手足も、狙ったところに持っていったり指しゃぶりもだんだんできるようになってきました。お腹の外の世界になれてきて、夜はすんなり眠れるようになってきて、毎晩恒例の寝かしつけもいつの間にかぐっと頻度が減りました。

親の私も、四六時中おっぱいを吸われるか抱っこしているかだった日々だったのが、徐々に家事をする時間ができたり、お茶ができたり、カフェにお茶やランチに行けるようになったりと、目まぐるしい変化を遂げています。今夜は眠れるだろうか、という心配もすることがなくなり、育児は日に日に楽しくなってきます。

新生児から低月齢路の育児は漠然と「大変なもの」だと恐れていましたが、恐れているような怖いものではありませんでした。ただ、「ちょっと隣の部屋にアレを取りに行きたい」とか「トイレ行きたい、シャワー浴びたい」とかが、5分後にできるかもしれないし、もしかしたら一時間後、シャワーだと数時間後までできないかもしれない、というような感じです。授乳が、一回30分が新生児期は一日に10回以上、今でも8〜9回あるので、体の自由がない時間が多くなります。

忙しく働き動き回るのに慣れているので、最初は少し戸惑いました。

一日一日を乗り越えていくたびにコツがつかめてきて、だんだんと、あれこれ考えずにその時できることに集中できるようになってきました。娘とペースを合わせて、一歩ずつ。

焦らなくても、そうこうしているうちにあっという間に成長していくようです。

Posted in 日記No Comments » 

 

Mar 11, 2018

たからもの


2018年2月3日 節分の日に、第一子の娘を出産しました。

出産も聞きしにまさる凄まじい体験でしたが、育児というのも覚悟していたものの、最初の一ヶ月は幸せというよりも「怒涛」「波乱」「死闘」という言葉がしっくりくるような日々でした。

気まぐれに与えられる30分や1時間の睡眠(1日に1〜2回1時間半睡眠というご褒美があることも。)、ひたすら乳を吸われて背中はバキバキ、果てしない抱っこで腕と手の筋肉は悲鳴をあげ‥これをみんなやってるの?本当に!?凄すぎない!?と、世のお母さんたちへの尊敬の念を新たにしました。

夫のサポートもあり、挫けそうになりながらも、なんとか生後一ヶ月を乗り切りまして、引き続き24時間体制、ブラック企業もビックリの怒涛の日々を過ごしています。

しかし、それでも間違いなく幸せだと感じられるのは、娘の生命力というか、その存在のかけがえのなさが圧倒的に大変さを上回っているからです。

まだまだ、泣くか、おっぱいに吸い付いてるか、寝てるか、という状態ですが、毎日新しい表情が見れて、少しずつ彼女にも世界が見えてきている感じがあって、泣き方のバリエーションも増えてきます。

そんな成長の一つ一つに感動し、今までに見たどんな赤ちゃんより圧倒的にかわいいんだけどなんで!?と夫と真剣に話し合い、携帯のカメラロールは娘の写真だらけになりました。

この子はどんな顔で、どんな声で笑うんだろう。

どんな言葉を話すんだろう。

何が好きで、何をしたら喜ぶんだろう。

まだまだ知らないことだらけ。

これからもよろしくね。

Posted in 日記No Comments » 

 

Jan 12, 2018

責任というもの


どうしてこんなに働いているんだろう、苦しい、辛い、と言いながら、なんとか20代を乗り越えて、今は産休で、働きだして初めて落ち着いた時間を過ごしています。同じ一日がこうも違うものかと新鮮な日々です。

結婚をして、もうすぐ子どもが登場することになり、「すべて、自分が選んできた結果なんだよなぁ」なんてしみじみ思っています。

20代で仕事が辛かったのも当然で、希望通り妊娠出産とその後の子育てがあった場合、その前の30歳あたりというのが、サラリーマンとして稼げる額の上限、かもしれない。それまでが勝負! …とぼんやり思っていたから、新卒からガンガン働いてきたのでした。子どもを産める年齢までに仕事、恋愛、結婚、妊娠、出産を詰め込むなんて、ちょっと無茶なスケジュールだったけど、出来るだけのことはやったように思います。

無茶してきたツケもあり、ぐちや不平不満も多かったし、ストレスを抱えまくった嫌な空気を撒き散らして周りに迷惑をかけてきたな、とちょっと恥ずかしいところも。特に、妊娠してから人混みや電車、街で出会う人たちに過敏になったりして、つくづく「心に余裕があること」「幸せな気持ちでいること」っていうのは忘れちゃいけないなと思いました。ストレスを抱えていると、それだけで周りの空気を悪くしてしまうものだっていうのが、ようく分かりました。

いいときも、悪いときも仲良くしてくれている皆さん、本当にありがとう。

子どもを産む、というのが目の前に迫ってきて、ふつふつと今まで感じたことのないような「責任感」というのが産まれてきています。

望んで産む子どもなので、完全に、私たち親の都合でこの世に産まれてきてもらうことになります。そして、いわゆる「母親」という役割をするというよりも、仕事を持った親になること、夫と家事も育児も家計も協力しあって家庭を運営していくことなども、今の時点では決めています。ヨガにまつわることだとか、ライフワークとしての「仕事」も形にしたいと思っています。

子どもに、自分の存在が母の人生によくない影響を与えたとは間違っても思って欲しくない。

だから、私は「献身的ないい母親」でいるよりも、「幸せな個人」でいることをちゃんと大事にしたいなぁと思います。…なんて、言ってられるのも今のうちだと思うので、言っておきます。笑 もうすぐ、とんでもない大変な日々が待っているので…。

妊娠してから色んな言葉をかけてもらったけれど、これから育児となると、もっと色んなことがあるだろうなと思います。

特に、違う年代の先輩方の助言が当てはまることもあれば、当てはまらないこともあるのかもしれません。実際に、「なぜ里帰り出産をしないのか」というのはいろいろな人に心配をされ、自分でもかなり不安になってしまっていました。ヘルパーさんとの面談も終え、夫婦でよくよく話し合っているので、不安は少なくなってきていますが、こういうことってこれから山のようにあるんだろうな、と思います。

そんなわけで、同じような子育て世代、プレ子育て世代の方にもおすすめなのがこの本、『LIFE SHIFT』です。

ビジネス書を読む方には今更だと思いますが、あらためて、育児世代や、これからそうなるという世代にとって、励みになる内容だなぁと思いました。

昭和型の専業主婦家庭というのはかなり厳しくなっているけれど、「じゃあどうすればいいの?」というモデルがなく、個人で探っていくしかない状況ですが、それを楽しみ、ちゃんと自分の人生の舵をとっていくための指針になるような本でした。

平たく言うと、上の年代の人に「子どもを預けて働くなんて」と非難されたとしても、鼻歌交じりに聞き流せるようになる本です。笑 (私はそう受け取りました。) 

残り少ない「嵐の前の静けさ」の時間を味わっていこうと思います。

Posted in 日記No Comments » 

 

Jan 7, 2018

プレコンセプションケア 妊娠前からできること


妊娠期間中は、体力的にも大変だったり(特に電車通勤で押し潰されながら長時間立ってるとか、素早く動けない中でものすごい速さで歩く人混みを通過するとか…怖かったー!)、食事の内容も気を遣うし、体を動かすことにも制限がある中で腹の子を育てるべく健康管理をし、体重を管理し、かつストレスケアも必要になってきます。日々重くなるお腹を抱えて、腰痛にも悩まされました。

ヨガの練習がなかったら、どうやって乗りきったのだろう…と想像しただけでゾッとするくらい、練習の恩恵を受けながらなんとか臨月まで乗りきることができました。

アシュタンガヨガの練習を妊娠中もできるかどうかは、それまでの経験や、見てくれる信頼できる先生がいるかどうかなどあるので一概には言えませんが、「練習を始めて2年以上」たっていて、「継続的に練習」をしていれば、わりかしできるように思います。

わたしの場合は、幸いにも「妊娠しました~へへへ」なんて言いながら、いつものシャラで、妊娠5ヶ月0日から当たり前のように練習をしてきましたが、幸運でした。妊娠どころか、旦那さんと出会ってもいなくて、結婚のことも全く考えていなかった時にアシュタンガヨガを始めていた過去の自分に、本当にありがとうと伝えたい! 朝の90分でトレーニングにもなるし、気持ちも前向きになるし、腰痛も自力で治せるなんて最高です。

将来妊娠を考えるすべてのカップル、女性の体のケアなどが「プレコンセプションケア」として注目されています。 プレコンセプションケアセンターのサイト(国立成育医療研究センター)

「適度な運動と栄養バランスのとれた食事が大切」なんて言われてもピンと来ないし、独身のときなんて、不健康なことが楽しいことだったりする。でも、いざ妊娠してから体を動かそうとしても、大抵の施設は「妊婦お断り」だし、動きに制限も出るし何より腹の子の安否を気にしながら新しい運動をはじめるのは難しい。妊娠前から運動をする習慣があると、妊娠期間がかなり楽になります。

食事も、それまでと同じ食生活を送っていてもビックリするくらい体重が増えてしまったり、血圧が上がったり妊娠性糖尿病になることも少なくないようです。最近では妊婦の極端な糖質制限とか、体重管理を徹底しすぎることの方が産まれてくる子にも悪影響があると分かっているのでダイエットに厳しい医者は減っていると思うけど、それでも体重管理に悩む妊婦さんは多いと聞きます。

運動の習慣があれば、野菜の割合を増やしたり、野菜の種類を増やしたり、ちょっと薄味をこころがけるくらいで量はたっぷり食べても体重が増えすぎることは防ぎやすいのでは、と思います。私もお腹が出るのは早く、しかもお腹がでっかくなるタイプの妊婦ですが、お腹が見えないと普段と変わらない、といっていただけることが多く、ちょっと自慢できちゃいます。

あと重要なのはストレスケア。

ストレスをためないように、ストレスは赤ちゃんに悪影響があります、なんで言われても、どうすればいいのか分からないですよね。呼吸法をちょっと知っておくと、大分役に立ちました。あと「無理はしないけど怠惰にならない」という案配は練習で身に付いたような。

そんなわけで、将来子供がほしいなーなんて、ちらりとでも考えたことのある方は運動、もし興味があったらアシュタンガヨガ、おすすめですよ~!

Posted in 日記No Comments » 

 

Jan 1, 2018

2018年1月1日 新年のご挨拶


新年明けましておめでとうございます。

2017年は静かな激動の一年でした。

20180101

直接お会いした方にはお伝えしたと思いますが、昨年の後半は妊婦として、お腹の中の子と過ごしていました。

2017年が始まった時に子どもを望むようになり、仕事の時間を圧縮してとにかく早く帰るようにしたり、ストレスを感じないようにする方法を模索したり、身体の健康レベルを向上させたり…

そんなこんなで、無事に授かることができました。

子どもが欲しいと思わなければ触れなかったことについて、子育て中の方や専門家の方、不妊治療を受けた方、子どもを持たない選択をした方や望んでいたけれど…という方など、たくさんの方の話を聞かせていただきました。お話聞かせていただいた方、本当にありがとうございました!

授かってからの妊婦生活も、ありがたいことに医学的には「順調そのもの」だったものの、想像以上に大変なこともあったり、とんでもなく幸せなこともあったり、目に映る世界がめくるめく変化をしていくようでした。

就職してからというもの、立ち止まることなく仕事に追われて、ヨガの練習に助けられながらもいつもギリギリの日々を過ごしていました。

ここ半年は、意識の半分はお腹の中の命を守ることに持っていかれるようになり、仕事との向き合い方も変化して、夫婦の絆も深まり、気持ちに余裕が生まれたのか、苦手だった片付けや家事のレベルが向上しました!

仕事も、かける時間を圧縮するようになったものの、アウトプットの質は落とすことなく(…と、自分では思っております)充実していました。尊敬している会社の皆様、素敵なお客様たち、お仕事をお願いしているパートナーの皆様に恵まれて、妊娠9ヶ月の後半まで、元気に楽しく働きました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いします。

年が明け、お腹の中の子が外に出てくるまであと何週間かになりました。まだまだ気は抜けませんが、無事に産まれてきてくれると信じて残りの妊婦生活を穏やかに過ごしていこうと思います。

2018年はさらなる変化の年となり、身近な皆様にお世話になるようなことも増えるかもしれません。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

読んでくださった皆様にとっても、
かけがえのない幸せな一年でありますように。

Posted in 日記2 Comments » 

 

Aug 17, 2017

将来に向けて、前向きな決断をしました


あっという間に4か月。
更新していない間、濃厚で激動の日々でした。
渦中は大変だけど、振り返ってみると幸せでほほえましいような日々。
また詳しく書きます!

さて、この春から最近までの変化でいうと、
RIMARIMAヨガスタジオでの定常レッスンから離れています。

1年間、当初はまだ未熟だった私にレッスンを持たせていただいたスタジオオーナーのリサさん、マサさん
そして、レッスンに来てくださった皆さん、本当に心から感謝しております!
とっても幸せな経験をさせていただきました。皆さんに育てていただいて、自信をもってレッスンができるようになってきました。

平日の仕事でクタクタになっていても、土曜日の夜、意を決してスタジオに行くと、いつの間にか元気になって、楽しい時間を過ごさせていただきました。誰よりも講師が楽しんでおりました。笑

最近は、平日の会社員仕事が土日にも入ることが増えてしまい、体力的にもちょっと大変になってきたのと、いったん立ち止まって今後を考える時間がほしいという意味でも、毎週の固定レッスンというのはいったんお休みしようと思います。

会社に限らず、広く「働き方」とか、今後どうやって生計を立てていくのか、何を自分の価値にしていくのか、ゆっくりと考えて、少しずつ試していきたいと思います。

今はもっぱら、旦那さんの専属講師と化していますが(ヨガを毎日欠かさず家で練習するように!)、横浜戸塚の満尾医院 眼科さんのスタッフさん向けのレッスンなど、不定期でいろいろとやらせていただいてます。

場所を見つけて月1~隔週くらいでやりたいと思うけれど、ちょっと間が空くかもしれません。

Posted in 日記No Comments » 

 

Apr 28, 2017

人生の選択はどれもトレードオフ


ウートピというWEBメディアで、産むことのメリット/デメリットを語る連載があり、先日最終回を迎えました。

産むことにメリットって、本当にあるんですか?
この連載は、とってもタイムリーでありがたかった! 毎回かなり身につまされて読みました。

最終回でまとめられていた、「産む人生」と「産まない人生」は横並びであるということ、
「産む/産まない」は「トレードオフ」だ、という言葉にかなり救われました。

出産というのは特にデリケートな問題でもあるし、「子どもは?」なんてセンシティブなことをまだまだカジュアルに聞かれることがある(!)というくらい、社会的な価値観が凝り固まっていてなかなか崩れないものです。

だから出産に関することは特にそうなのですが、そうでなくても、
人生の選択(選んだつもりがないのに勝手に選ばれている事が多いけど)には常にこの種のモヤモヤがつきまといます。

「心」には、思い悩む癖があり、腰を重くさせて行動させないようにする性質があります。
なので、自然とあるものより「無いもの」にフォーカスしてしまいがち。
無いものにフォーカスすると、「持っている人」と自分を比べてドツボにはまることも。

「出産しない」とか「結婚しない」となると何かが欠けているように思ってしまいがち。特に、望んでいるのにできない、という場合は悩みも大きい。

でも、自分が選んだつもりがなくても、その選択によって手に入っているものがある。絶対にある。

そういうものに、意識的に目を向けてみると良いかもしれません。

私も、産みたいと思うタイミングが遅くなってしまったこともあり、実現できないかもしれません。もちろん、遅いことが原因かもよくわからないけど。

それでも、タイミングが遅れたことで手に入れたものもあるし、
20代を激務で駆け抜けて仕事に費やしたことを、時々後悔しそうになりますが、(心身へのダメージ半端ない!)

過密スケジュールを効率よくこなすスキルや要領の良さなんかは身についたし、年収も保てていて、慌てて貯めた貯金や金融資産も平均並みにはなって、生活の基盤はかなりしっかりしました。
都内や大阪の大小いろんな企業に訪れたり、テレビ局やラジオ局に入り込んだり、色んな所にいって、色んな素晴らしい人達に会って、刺激的な経験を日々させてもらっています。

それに、この3年間は、旦那さんと出会い、しっかりと時間をかけて関係を築きました。お陰で夫婦の絆はかなりぶっとくなった。

これからやりたいことも山ほどある。

インドに3か月くらい行きたいし(できたら定期的に)、アイスランド一周したいし、勉強したいテーマも見つかったし、他にも山ほど。時間がいくらあっても足りない!

「こうあらねばならない」というものなんて、実はまやかし。
手に入っているものに目を向けて、やりたいことを迷わずやっていいんだよね。きっと。

Posted in 日記4 Comments » 

 

Apr 26, 2017

鎧を脱いでいく練習


練習の頻度がなかなか保てないことも多いのですが、なるべく平日毎日+日曜日で、週6日を目指そうとしています。

そうなってくると、与えられたポーズを最後までやる、というのはなかなか難しい日も多くあります。それでも、「練習する」ということを優先していくと、だんだんと「今日はここまで」の見極めができるようになってきました。

そして、「先のポーズまでとにかくやる!」というのではなく、どちらかというと、一つ一つのポーズをていねいに、呼吸をていねいにしていって、ポーズをするごとに、身にまとった鎧を脱いでいくようなイメージで練習しています。

僧帽筋はじめ肩周りを伸ばして一日中PCに向かっていた身体のコワバリを外して
背骨を捻ることで、昨日の怒りを脱ぎ捨てて、
後屈で身体の前面を伸ばしてコダワリを手放して、
前屈で内蔵を柔らかくして、昨日の暴飲暴食をなかったことに…という感じ。

そういえば高校生の時、「不思議の国のアリス」と「キャベツ」をテーマにした演劇を作りました。
アリスは夢にはいっていく、潜在意識にはいっていく存在です。
キャベツ、というのは、葉を一つ一つ剥がしていくと、最後にはなくなります。

キャベツの葉を剥いでいった「無い」ということ。
これを、社会的役割とか、“キャラ”とか、そういったものをすべて脱ぎ捨てていった先にアリスに残るのは何なのか、ということに重ねて描きました。

当時から、同じものを追究しているのかもしれません。
すべて脱ぎ捨てていった先に、何があるのか。

高校生のときの私は、それを怖いもの、底知れないもの、空虚なもののように感じてちょっとホラーテイストで描きました。

今はそうは思いません。
ナイーブな少女ではなく、ハラのすわった立派なおばちゃんになりましたので。笑

すべて剥がしていった「無い」は、とっても豊かなものだろうと確信しています。
剥がしてはまた纏って、の繰り返しで、なかなか「無い」までたどり着きませんが、こういう練習も楽しいです。

 

Apr 18, 2017

妊活日記⑤ 「妊活リテラシー」について


ヨガもわりと深く勉強してるし、情報を扱うサラリーマンとしても活動していて、
健康系の情報リテラシーは高い方であると自負していました。

しかし、一筋縄で行かないのが「妊活」…
あっさりと悪い情報の沼にハマって、ストレスにまみれていたところを旦那さんに救出されたりしました…汗

そんなこんなを経て、ホルモンか本能か分かりませんが、何かに駆り立てられるように調べて調べまくってやりましたので、記録しておきます。

■妊活リテラシーの上げ方

妊活っていうのはデリケートな問題です。
周りにも相談しづらいですし、個人差が大きすぎて「私だけみんなと違う」と、どんどん不安が膨れ上がりやすいです。

そして、悩む人が多いため、WEBにも書籍にも情報が溢れかえっています。

妊活系のキーワードで検索をしたら、どういう記事が出てくるでしょう。
大抵は、広告で収益を上げているサイトが、できるだけ多く読まれて、できるだけ多く広告に飛んで、商品を買ってもらえるように試行錯誤して作った記事です。

なので、わざと不安を煽るような書き方になっている物が多いです。

不安にかられて検索の沼にハマってしまうと、どんどん不安を増長させる情報ばかり集まってきてヤラれてしまいます。(私もあっさりヤラれました。専門家なのに。笑)

まずは、「高温期(情緒不安定なとき)は妊活系のキーワードで検索をしない」とか、ルールを決めるのがおすすめです。「情報収集は書籍だけにする」というのもいいです。
ネットで図書館の本を予約しておけるので、amazonと図書館のサイト以外はなるべく見ないようにして、どんどん本を読む、というやり方が私には合っていました。

情報に接するときは、次の3つのポイントを抑えておけばOKです。

1) エビデンス(根拠となるデータ)をしっかり確認する
2) 情報をどの程度信じるか、3段階の評価をつけ、対応を変える
3) 「焦り」「悲しみ」などの「感情」に意味はないと肝に銘じておく

1)エビデンス(根拠となるデータ)をしっかり確認する

インターネットの情報は玉石混交に見えますが、まずは情報の出処を確認するのが大事です。印象で語っているものでなく、臨床結果、検証結果に基づく科学的根拠があるかどうか、確認するのが大事です。

そうは言っても、学術論文にまで自力で当たるのはなかなか難しいもの。

なので、私のような文系人間は

「エビデンスが存在するかどうか」⇛「データを引っ張ってきた人は信頼できるか」⇛「データの出処はどこか」⇛「データは誰がどういう実験・検証をしたものか」

という順番で見ていけばよいかと思います。

例えば、「妊娠したらお酒は控えましょう」というのが、いつの間にか私の中で「妊娠を考えたらお酒は断つべし!」に変わっていたことが有りました。

これも、何を根拠に「お酒はだめ」なのか、というのを、データに当たって行くと、はじめて自分の判断が下せます。

私は、妊活中でも多少はOK、妊娠検査薬で妊娠が分かったら断酒、という立場にしました。これも、ちゃんと情報を集めていなかったらできない判断でした。闇雲に不安がっているよりも、ちゃんとした情報を手に入れられると、落ち着いて「じゃあどうしよう?」と考えられます。

お酒と妊娠についてのエビデンスは多くあり、私はそれを信頼できる婦人科の医師の講座で見せてもらっていて、さらに、それと同じ意見を別の婦人科医の書籍でも見たことが有ったので、信頼できるものだと判断しました。

それ以外にも、「○○はだめ」とか「○○しなきゃいけない」とか、「私はこうして妊娠しました」とか、いろ~んな情報がありますが、まずはエビデンスありきで冷静に判断するとよいです。

ただ…そうはいっても、私はヨガをライフスタイルとする人間。
中医学とかアーユルヴェーダとか、ヨガの「解明されていない力」を信じたい方です。

ってなわけで…

2) 情報をどの程度信じるか、3段階の評価をつけ、対応を変える

これも加えます。

エビデンスがきっちりしていて、信頼できる医師や厚生労働省、学会が発信している情報などが、非の打ち所のない「Aクラス」だとすると、「Bクラス」や「Cクラス」があっても良いと思うんです。

「Bクラス」は、信頼できるか分からない医師などの専門家、ヨガ仲間の口コミ、年齢や状況が似通っているカップルの事例などです。

「Aクラス」はネガティブな情報を多くして、「Bクラス」は楽しい情報、信じたい情報に偏らせるといい感じでした。
ネガティブは、非の打ち所のない正確な情報だけで十分。それ以外のネガティブ情報は優しくスルーするか、ちょっと気に留めておくね、という程度で良いと思います。
(※Aクラスとはいえ、「現代の研究の範囲で」というエクスキューズ付きなので、「絶対に正しい」なんてことはないんですけどね。)

「Cクラス」は、遊びの範疇。例えば、今私はカフェイン抜きをしてみたり、日々ルイボスティーを飲んだり、毎日納豆を食べてやたらと腸内環境を良くしたりしています。
そして、ヨガの練習は疲れないことを第一優先に、気持ちよくゆったりやっております。

カフェインは1日に1~2杯のコーヒーは問題ないという報告もあるので、別にとってもいいでしょうし、ルイボスティーでどこまで体内が若返るのかは知りません。笑
でも、なんとなく楽しいのでやってます。
コーヒーが体を冷やす、というのは体感で本当だと思うので。

ヨガの練習も、「心身の本当の健康のために」というのを目的にすると、また変わってきます。次のポーズに進みたいと闇雲にやるのとは違う心地よさが有ります。

そして、ちょっと補足です。
エビデンスありき、というと東洋医学がないがしろにされがちですが、東洋医学は近代以前からの長〜い期間での経験などから成り立っている、現代の科学よりももっと歴史のあるものです。今解明されていなくても、現代の科学でいろんなことが解明されてます。(瞑想で、ストレスで細くなった海馬が戻るとか…)
なんで、1人のヨガ練習生であり、漢方やお灸の愛好家としては、アツい気持ちで東洋医学のこと、想っております。(東洋の知恵は、私の中ではSランクかも…)

3)「焦り」「悲しみ」などの「感情」に意味はないと肝に銘じておく

ヨガの考え方も少し。

感情というのは、何かへの「反応」であって、自分そのものではありません。
自分というものが湖の底にあるとします。石を投げ込んだら湖面が波打って底は見えなくなります。この波打っている湖面が「感情」だととらえると、かなり気が楽になります。

自分より年上の子育て中のお母さんに対して、今までなんとも思っていなかったのに、「年上とはいえ、3歳上で子供が4歳ということは…私より早く産んでいる!」と、急に焦ったりします。笑

でも、その焦りに別に意味はありません。
生理が来て悲しくても、別に意味はありません。

「意味がない」というと冷たい感じがするでしょうか?
「意味がない」けど、「ある」という、不合理な自分をかわいいな、とか、変なの、とか、面白がってみてもいいのでは。

全力で湖面の波打ちに巻き込まれちゃうと苦しいので、ちょっと離れてニコニコ見守ってましょう。

次回は、色々調べた中で、ハラオチできた情報をご紹介します。

Posted in 日記No Comments » 

 

Apr 12, 2017

妊活日記④


「なんだか面白そうだから子どもを産みたい」というのを、もう少し掘り下げてみた。

身体のこと、食事のことなんて無関心だった20歳前後の頃から、ホルモンバランスの体調への影響が大きくなっていった。

生理が終わるころは気持ちも晴れ晴れして身体も軽く、なんでもできそうな気がする。自信満々になって、人にも優しくできる。ヨガの練習を毎朝やるようになってからは、この時期はとにかく練習が楽しくて仕方がない。どんどん動く身体を自在に操って、できないポーズも日に日に、明らかに前進していく。

それが、ある日、スイッチを切り替えるように終わる。

朝起きると、頭にモヤがかかったようにすっきりしない。思考もうまく働かず、腰回りが重だるい感じ。仕事や自分の将来に急に不安を感じて、何もかもおしまいだ!という絶望的な気分になる。ヨガの練習もうまく行かなくて、最後まで動き続けることができずに途中でやめてしまうことも。昨日まで軽々できていたポーズも、自分には到底無理だと感じる。全てにおいて自信を失って、誰とも関わりたくない、ずっと家にこもっていたくなる。

絶不調の生理数日を挟んで、2週間交代でこういうスイッチの切り替えがある。

特に「仕事をバリバリやりたい」「できるビジネスマンになりたい」と思っていた(洗脳されていた、とも言う…)20代半ばごろはこのシステムが恨めしくて仕方がなかった。1ヶ月の半分もまともに働けない時期があるというのは許せなかったし、なんでこんな身体なんだとあちこち検査してもらっても異常なし。つまり、子どもを産む役割を持った女性の身体の正常な機能によるもの、ということだった。

今は「自分の身体は、自分の所有物ではない」ということを理解しているし、調子のいい時期、悪い時期を差し引いたところが自分の実力なんだ、と納得している。だから、思い通りにコントロールできないことに苛立ったりはしなくなった。

でも、単純に「知りたい」と思う。

もう20年近くの付き合いになるこのシステムは、仕事をバリバリやる機会を奪ったり、ときに人間関係を破綻させたりするだけでなく、何かを私にもたらしてくれるはず。その「何か」を知りたい、味わいたいと思う。

毎月のゲンナリする感じより、もっと大変なこともあるのかもしれないけど、それでも、全部体験してみたい。実感してみたい。
もちろん、産めるのかどうかは、これまたコントロール不可能なことなので分からない。でも、可能性があることは試してみたい。

なんて思います。
これも、たくさんある「産みたい理由」のひとつです。

Posted in 日記No Comments » 

 

1 2 3 4 5 24