○整理整頓は生活動線の設計
一人暮らしのときは狭いワンルームだったので何も考えなくてよかったけど、
家が少しでも広くなると、身支度をするだけであっちへいったりこっちへいったり、忙しい。
そこで、日々の生活を振り返ってみて、一つ変更してみることに。
それは、家に帰って、カバンを置く場所を、家の一番奥のリビング→玄関横の物置部屋に変えたこと。
これによって、リビングは床に何も置かれていないきれいな状態となりました。
さらに、カバンに入っている化粧ポーチが物置部屋に行くようになったことで、そこで化粧をするように(そもそも化粧をあんまりしないけど…汗)。前までリビングで化粧をしていたのですが、物置部屋は水回りにも近く、私の服もしまってあるので、朝の身支度が一部屋で済ませられてだいぶ楽になりました。
リビングがきれいで旦那さんも嬉しいし、私も無駄な移動がなくなっていい感じです。
カバンの置き場所一つで、こんなに生活が変わるのかと驚きました。
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家族と暮らしていると、「整理整頓」についてモメることって多いのではないでしょうか。
家族とは言え、行動パターンも考え方も違うので、整理整頓については深い話し合いが必要です。
表面的な「モノが散らかっている」「モノが多い」ということを話し合っても平行線になるだけです。わが家でもちょっとそうなりかけましたが、例えば料理をする人、しない人でも、キッチンに必要な道具の数の認識にも差があるし(切った野菜を入れる皿とか、余った食材を冷蔵庫に入れるときの皿とか、おかずを複数並行して作るから鍋は一個じゃだめとか…料理する人にしかわからない事情が…)、生活動線上よく使う部屋が違う場合は、一人がよく使う部屋に他の家族のモノが多いと、気になってしまいがちです(私のモノが多いって言うけど、あなたも多いじゃない!みたいな。お互い気にしている部屋が違う)。
だから、「散らかっている」というのは、どうしても主観になってしまうんです。
そうじゃなくって、「こういう行動をするときにコレがあるとストレスになる」と言うようなことを棚卸しして、モノを手放すのがいいのか、収納場所を変えるのか、行動パターンを変えるのか、どのアクションがいいのか話し合う事が大事です。
大変そうに感じるかもしれないけど、実は、とっても単純なことでいいんです。
整理整頓が苦手な私でも、カバンの置き場一つで変わりました。
冒頭の、身支度が楽になったことに加えて、”物置部屋”という呼び方からも分かるように、普段使うものも使わないものもたくさん置いてある部屋なのですが、捨てたほうがいいもの、収納場所を変えたほうがいいものなど、よーく見えるようになってきました。
そうすると、今まで億劫がってた、古い家具や布団を粗大ごみに出すとか、書類を減らすとか、そういう片付けもやりたくてウズウズしてきます。
今も、ブログ書いてないで粗大ごみの予約とかやりたいです。笑
○プロに掃除を頼むと、幸福感がすごい
さらに、先日家事代行の方にお願いして、キッチンとリビング、玄関を掃除していただきました。
普段なんとなく汚いと思っていたキッチンが、プロの手にかかるとピッカピカに…!
家にいてパソコン仕事などやっていたので、時々作業を見させてもらったのですが、キッチンの隅々まで磨いたり、焦げ付いた鍋は流水と指先でキレイに取ってからスポンジを使う、とかの技も駆使していて、かなりためになりました。
そして、仕上がりはさいこう。
今まで毎週掃除機を掛けても、気が向いたときにキッチンを磨いてもたどり着けなかった境地に、家がアップデートされました…。
家事代行を毎週頼めるようにがんばって稼ごう、と思ったほど。
そして、この状況を少しでも長くキープすべく、掃除術も身につけよう、と意を決し、料理の後や食器洗い後の布巾がけを習慣にしようとしています。
…いや、今までだってやってたつもりだったんです。
でも、やってたつもりが、ほんとうに、ただの「つもり」だったんだな~と、実感しました…。
そして、大きかったのは、家事代行をお願いして以降、ずーっと幸せな気持ちなこと。夫婦の仲も今まで以上に良くなったような。LINEのやり取りも文字数が多い。笑
土日の貴重な時間を割いて掃除なんて、よっぽど掃除好きじゃないとやりたくない。
それを二人のお金でプロの方にお願いして、その間、それぞれのパソコン仕事を横に並んで進めたり、息抜きにおしゃべりをしたり。
普段できないような、充実した時間を過ごすことができたことで、数日たっても幸せな気持ち。
ただ「掃除してもらう」だけじゃない、すごい効果がありました。
これを期に、暮らしの改善、楽しんで進めていこうと思います♪