Feb 28, 2017

体調不良は「気」のせい


「人生は素晴らしいものです」「人は誰しも素晴らしい存在なのです」
なんて言われると、真っ先に疑ってかかるタイプでした。

特別なオンリーワンとか言って、「そのままでいい、何もしなくていい」というニュアンスの言葉を吐く人は胡散臭いし、絶対何か企んでる。実際に、生きてたってそんないいことばっかじゃない。

こんな嫌なこともある、あんなこともあると、
たとえ口に出さなくても反論を色々と考えてします。

「あのさ、そんなふうに、自分が不幸だという証拠ばっかり並べ立ててて、楽しい? 大学まで行って勉強してたみたいだけど、あんた大馬鹿者だな。」

と、面と向かって怒られるような本を読みました。

生活の為には、仕事をしないといけない。
毎日休まず、週5日、8時間以上働かないとダメだ。
毎朝のマイソールクラスに頑張って通ってヨガの練習をしないと。
仕事もプライベートも上手にコントロールして、スケジュールをちゃんとこなさないと。

そう思っていましたが、そもそも「頑張る」からいけない。

先日、不調で動けなくなり、血液検査を受けました。
1月末頃から小さな不調が積もり積もって、ついに立ち上がるだけで心臓がバクバクして一苦労な状態になったのです。

医師に結果を聞くと、

「全く問題ない。健康ですよ。なにもかも、全部理想的な数字です。羨ましいくらいですよ」
ということ。

「なんともないなら、ただの甘えだ!会社を休んじゃだめだ」

なんて…

そこまで思うほど真面目じゃなくて良かったです。笑

「そっかー、なんともないならよかった~」と思いつつ、ちゃーんと休んで、ちゃんと復活しました。

そんなときに手元にやってきたこの本。
前々から自分の心の弱さには気づいていたので、答えを求めて図書館で予約していたのですが、狙ったようにこのタイミングで借りられたので読みました。

天風哲学の根本的な考え方は、
「この世の中は苦しいものでも悩ましいものでもない。この世は、本質的に楽しい、嬉しい、そして調和のとれた美しい世界なのである」
ということである。

ところが、多くの人は、これを信じないどころか思おうともしないで、苦痛と、苦難と、失望と、煩悶に満たされているのが、この世界であると考えている。

さびついた車は、回そうとして油を注いでも回らない。まず、さびを取ることである。そうしないと、苦痛や苦難をそのままいきなり自分の心のものにしてしまう。

こんな調子です。
弱気になって自分の人生を、自分で不幸にしている人に喝を入れまくります。

「いかなる場合にも、心に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる」

病や苦難から逃げたり、避けたりせず、「矢でも鉄砲でも持って来い」と、苦しみ、悲しみに挑戦し乗り越えていき、自分の力でこれを打ち砕いて行く気持ちになれ

「元気は何もないところから生み出さないといけない」と思うから弱気になっていたのだと気づきました。
「こんなに疲れ果てているのに、元気になるなんて無理だ」と思ってしまうし、
「もともと体が弱いんだから、人並みに元気になるなんてできない」という言い訳もしてしまう。

仕事がら、体の不調はすぐに検索してみたりして余計な知識を一杯詰め込んでしまう。それで、なまじ健康に詳しくなって「あの病気じゃないか」なんて余計不安になる。

それは「馬鹿野郎」だとはっきり書いてあります。笑
どんな医者も治せない病を抱えて世界中を答えを求めて旅して、インドの聖者のもとで修行して治した(!)ひとにしか記せない言葉ばかり。説得力があります。(他にもスパイやって処刑されかけたりとか、いろいろと壮絶な方)

なにもないところから幸せになるのではなく、人生はもともと幸せで美しいもの。
そう思えないとしたら、それは「心持ち」の問題。

「頑張る」ことで無駄な抵抗をしなければいい。別に不調の体に鞭打って頑張ることはない。そうではなく、そもそも幸せで元気なのに、変に「頑張る」ことで抵抗して自滅するのをやめること。

まずは心持ちを良くする。自分は幸せで元気だ、と受け入れる。

そうすると、困難なことにも笑顔で立ち向かえる。
苦しい「頑張る」は辞める。そして楽しく挑戦する。

変な方向にエネルギーを使って、アクセルとブレーキを両方踏んでエンストするんじゃなくて、上り坂や下り坂があっても、重力も使いながらうまくアクセルとブレーキを使い分けてエコドライブする。

ただの気休めではなく、元気が湧いてくる本でした。
自ら考えて、行動したくなります。

そしてこの本にあることは、アシュタンガヨガの練習にも通じるものが有ります。
先生に「アシュタンガヨガは引き算のヨガだから」と言われるのを思い出しました。

さっそく元気にヨガの練習と仕事に取り組んでいいかんじです。

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