Apr 12, 2017

妊活日記④


「なんだか面白そうだから子どもを産みたい」というのを、もう少し掘り下げてみた。

身体のこと、食事のことなんて無関心だった20歳前後の頃から、ホルモンバランスの体調への影響が大きくなっていった。

生理が終わるころは気持ちも晴れ晴れして身体も軽く、なんでもできそうな気がする。自信満々になって、人にも優しくできる。ヨガの練習を毎朝やるようになってからは、この時期はとにかく練習が楽しくて仕方がない。どんどん動く身体を自在に操って、できないポーズも日に日に、明らかに前進していく。

それが、ある日、スイッチを切り替えるように終わる。

朝起きると、頭にモヤがかかったようにすっきりしない。思考もうまく働かず、腰回りが重だるい感じ。仕事や自分の将来に急に不安を感じて、何もかもおしまいだ!という絶望的な気分になる。ヨガの練習もうまく行かなくて、最後まで動き続けることができずに途中でやめてしまうことも。昨日まで軽々できていたポーズも、自分には到底無理だと感じる。全てにおいて自信を失って、誰とも関わりたくない、ずっと家にこもっていたくなる。

絶不調の生理数日を挟んで、2週間交代でこういうスイッチの切り替えがある。

特に「仕事をバリバリやりたい」「できるビジネスマンになりたい」と思っていた(洗脳されていた、とも言う…)20代半ばごろはこのシステムが恨めしくて仕方がなかった。1ヶ月の半分もまともに働けない時期があるというのは許せなかったし、なんでこんな身体なんだとあちこち検査してもらっても異常なし。つまり、子どもを産む役割を持った女性の身体の正常な機能によるもの、ということだった。

今は「自分の身体は、自分の所有物ではない」ということを理解しているし、調子のいい時期、悪い時期を差し引いたところが自分の実力なんだ、と納得している。だから、思い通りにコントロールできないことに苛立ったりはしなくなった。

でも、単純に「知りたい」と思う。

もう20年近くの付き合いになるこのシステムは、仕事をバリバリやる機会を奪ったり、ときに人間関係を破綻させたりするだけでなく、何かを私にもたらしてくれるはず。その「何か」を知りたい、味わいたいと思う。

毎月のゲンナリする感じより、もっと大変なこともあるのかもしれないけど、それでも、全部体験してみたい。実感してみたい。
もちろん、産めるのかどうかは、これまたコントロール不可能なことなので分からない。でも、可能性があることは試してみたい。

なんて思います。
これも、たくさんある「産みたい理由」のひとつです。

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